「いい子」は褒め言葉では無い。
合コンをしていて、さらに合コンで好かれやすいキャラを作ると、どうも「明るく、お酒も程よくのみ、ノリが良く、気が効く、いい子」になる。
この「いい子」がプライベートでも、引き継がれ、常にいい子な私。*1
男友達には、
「コブサラダはいいやつ(女)だよな。」
と言われる。
これって、「都合が」という言葉が前に隠れている。
つまり、
「コブサラダは都合がいいやつ(女)だよな。」
という意味。
都合がいいやつとは、頼まれたことをすぐに飲んでしまう人だと、私は定義づけている。
「今何してるの?」「新宿で飲んでるんだけど来ない?」
→行く~
「元気?」「ちょっと話聞いて」
→元気だよ、どうしたの?
とかね。
「いい子」「いいやつ」「いい女」は「都合がいい子」「都合がいいやつ」「都合がいい女」なのである。
もし、これが20代前半だったら「いい子」は褒め言葉かもしれない。
でもこれが、26歳で結婚もしたい女からすれば、褒め言葉では無い。
たまに、何も分からない純粋で、少年マンガのヒロインのイメージがある女性を追い求めている男性は「いい子」がタイプだったりするので、このキャラの受けはいい。*2
だけどこれって、大変大変、、薄っぺらい関係性である。
なぜ薄っぺらい関係かと?
「いい子」は演じることができるから
そう、「いい子」は演技。
『こんな風にしゃべって、笑って、話聞けばウケル。』
というものが、合コンの経験から身体に染み付いているのである。
いい子を演じるのは簡単ですよ~*3
でもねその結果、その染み込みが自分のものになり、自分のものになりすぎて離れられなくなっているのも事実。自分の個性の一つになっているのも事実。
都合のいい子にはなりたくないけれど、そこから抜け出せることが出来ていないのである。
だから、自分のことを「いい子だよね」以外で褒めてくれる人を探そうと思う。私のいい子演技を見破ったか気にせず、染み込んだいい子以外を見つけてくれたから。